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就職・転職に向けた業界や企業の情報収集

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孫子に「敵を知り己を知れば百戦あやうからず」という有名な言葉があります。

就職・転職活動でも、合格を勝ち取るためには企業の情報を収集するといった下準備が大事です。

 

以前、就職・転職を成功に導くには、自己分析が大事であるといいましたが、自己分析をして長所を知り、アピールすることで説得力がでます。

そして、業界や企業について知ることが自己アピールをより有効に活用できるわけです。

 

最初のうちは業界になるべく偏見を持たずに情報を収集したほうがよい

世の中には多種多様な業界があり、同じ業界であっても企業によって特性は様々です。

そんな中から自分自身にあった企業を見つけるのは難しいかもしれませんが、積極的に興味を持ち、試行錯誤しながら修正していくことで自分に合った企業を見つけるしかありません。

また、少しの知識をもとに先入観で業界を見てしまうより、視野を狭めず多くの業界に触れる方が自分の能力を活かせる仕事を見つけやすいと思います。

 

 

企業のホームページは対外的なものなので、良いことばかりが書いてあるのが普通です。

業界や企業の情報を得るには様々な方法があるので、ポイントとしては出来るだけ多くの情報に触れることが客観的な情報を得ることに結びつきます。

掲示板や四季報、SNSを活用し、OB訪問なども取り入れることでマイナス情報も知ることができ、結果として客観的な判断を下せるようになります。

 

情報収集の段階では、なるべく偏見を持たないよう、出来るだけ多くの業界について知ることが失敗回避につながります。

 

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業界・企業を知る方法はいろいろある

何年前でしょうか……「10年後になくなる仕事」というものが話題になりました。

仕事というのは、技術革新やインフラ等によっても需要のあるものとないものとが変化していきます。

現在はまだでも、将来的に伸びると予想される業界に注目することも長く勤めるには大事なことです。

業界や企業についてのいい点だけでなく、悪い点も知ることが業界・企業を知るということです。

 

会社のホームページ 会社の規模や事業案内など、基礎的な情報を知るもっとも簡単な方法。
経済新聞・ビジネス情報誌 最新の企業・経済情報を知ることができる。経済新聞を読みこなせるようになると、政治、経済に詳しくなる。また、ビジネス情報誌は分かりやすいので学生にもおすすめ。
書籍 業界についての書籍、就職のノウハウについての書籍はたくさんある。
会社説明会 説明会を通して会社の雰囲気を知ることもできる。
OB訪問 インターネットや書籍では知ることができない情報を入手できる。
仲間同士の交流 SNSや掲示板には実際の声がリアルタイムに投稿される。

 

同じ業界、同じ職種でも企業が変われば仕事内容は大きく変わります。

同じ業界でも、顧客が個人か法人かによっても求められる商品は違います。

営業といっても、個人を中心した反響営業から、法人を対象に飛び込むもの、ルート営業、アフターフォロー中心の営業等、様々あります。

自分に合った仕事を見つけるためには、広く情報を得ることがやはり重要です。

 

OB・OGを訪問する

企業の先輩に聞くと、OB・OG訪問を行っていたという人は多いはずです。

実際にOB訪問を行った人に聞くと、もっと早くOB訪問をやっておけばよかったといいます。

希望する企業に合格するためには、その企業で実際に働いている人に聞くのが一番です。

 

OB・OG訪問から得られるものは多く、目上の人と接するいい社会勉強にもなることでしょう。

早いうちから多くのOB・OG訪問をすることをすすめます。

 

OB・OGに会うには

・身内、友人に紹介してもらう

・SNSを利用して探す

・企業の人に直接聞いてみる

・大学の卒業者名簿を利用する

 

 

就職して3年以内に、大卒は7割、高卒は5割、中卒は3割が会社を辞めてしまうといわれています。

統計をとった年によって結果に多少の違いはありますが、「七五三現象」と呼ばれています。

せっかく大学を卒業しても3年以内で辞めてしまうのは、理想とリアルがかけ離れていることも原因です。

 

ホームページではよいイメージを抱かせるのに、実際の話を聞いてみると思っていたものと違うことは多いです。

躊躇するようなら見送るということも賢い選択かもしれません。

 

情報が偏らないよう、OB訪問でも複数の人に話を聞くのがベストです。

 

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インターネットをうまく活用する

就職・転職活動で特に役立つのがインターネットです。

掲示板、FacebookやTwitterといったSNSでは、同じ悩みを抱えた仲間とつながることができます。

就職・転職活動に行き詰った時は、悩みを打ち明ければアドバイスをもらえるかもしれません。

 

企業のホームページにつなげば重要な告知事項を知ることも可能です。

企業によってはネットからのエントリーしか受け付けていないところもあるので、就職活動ではインターネットの活用が必須です。

就職サイトからは、業界や企業について役立つ情報を仕入れることもできます。

 

業界や企業の動向を知るうえでインターネットが果たす役割は計り知れません。

 

インターネットの活用で得られること

・企業のSNS(Facebook・Twitter)からの情報

・企業の最新情報

・説明会・セミナーの申し込み

・エントリーシートの提出

・掲示板の閲覧・書き込み

・OB・OGとの連絡

・就職支援サイト

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