会社にかかってくる電話で多いのが「SEO対策しませんか?」といったSEOに関する営業電話です。
当社でもSEO対策の営業電話は「コピー機交換しませんか?」と「広告出稿しませんか?」と並んで多いです。
当事務所でも独立した頃に見事に引っかかり、SEO対策業者に言われるままやってみましたが、全く効果はありませんでした。
あの後、自分で一から勉強したおかげで今ではSEO業者よりは知識があります。
SEO業者は、本来の業務がホームページの制作なので、ホームページの製作依頼を受ければそこまでです。
一番肝心なのが集客ですが、集客についてはSEO業者の本来の業務ではないため答えられません。
答えてくれたとしても当たり前のことくらいです。
ネットの書き込みで、どこのSEO業者も叩かれているのを見ればお分かりいただけると思います。
これからは益々ホームページからの集客が必要です
SEO業者について悪く言いましたが、何もSEO業者に依頼をするなといっているわけではありません。
ちなみにSEOというのは、ネットで検索したときに表示される検索エンジン対策のことです。
集客のためにこれから必要なのは、ホームページのコンテンツを増やしていくことなので、集客できるかどうかは会社次第です。
SEO業者に作ってもらったホームページで集客できるかどうかは、今後のコンテンツ次第になるということです。
これは、SEOに強いと言われているワードプレスで作っても同じです。
ワードプレスで作ってもコンテンツがなければ集客は出来ないでしょうし、当然ですがSEO業者の作ったホームページもコンテンツがなければいつまで経っても集客は出来ないのです。
この結果、SEO業者に騙されたといった書き込みがネット上で書かれるわけです。
なぜ、これからは益々Web集客が必要なのかというと、ホームページからの集客に成功すれば、広告費を驚く程抑えることができるからです。
また、オウンドメディアを確立することでファンができることもあります。
ブランディングによって価格競争に巻き込まれにくいという点もメリットです。
コンテンツを作り上げながらSEO対策を実施することがWeb集客成功への道になります。
Webサイトのマーケティング
自社のホームページやブログでもPDCAサイクルは大事です。
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ブログやホームページもPDCAや見直しが大事?
会社でもブログを使うことが当たり前となりましたが、会社のホームページやブログを投稿した後も見直しはされているでしょうか? 「PDCAサイクル」というのは、経営の専門用語です。 Pはpla ...
扱う業種を細分化してWebサイトを作るのも効果的です。
例えば、社会保険労務士であれば、「助成金」「給与計算」「障害年金」「労務管理」といったように業務を細分化してそれぞれでサイトを作るというものです。
業務ごとにサイトを細分化することで、その分野に特化していると訪問者に思わせることができるからです。
ドメイン代もそれほど高くありませんし、場合によってはサブディレクトリやサブドメインを活用してもいいと思います。
見出しとキーワード
見出しを適切に使うことは、SEOに効果があると言われています。
コンテンツの記事は、まずタイトルがあって、その次に見出しでコンテンツを分けます。
ワードプレスには、見出しが1から6くらいまでありますが、見出し1はタイトルに使われるので基本は見出し2から使うことになります。
これが見栄えのためにいきなり見出し5や6からやったりバラバラだと、SEOに対しても悪影響です。
キーワードも重要です。
ユーザーは、「東京 社労士」とか「東京 観光 おすすめ」といったキーワードで検索するからです。
よくあるのが、タイトルや見出しにキーワードが入ってなかったというものです。
あまりあからさまにキーワードを入れ過ぎるとペナルティを受けるという話も聞くので気を付けたほうがいいですが、基本はタイトルにキーワードを入れます。
キーワードの選定では、キーワードプランナーを使えばどれくらい検索されているか分かります。
キーワードプランナーは、数百円でも広告をすれば検索数について詳細に調べることができるようになります。
1円も広告しない場合は、キーワードについての検索ボリュームも大雑把にしか教えてくれません。
文字数はどれくらい必要か
コンテンツで重要なのが文字数です。
キーワードや見出しに気を付けても、一言コメントみたいな記事がSEOで評価されることはありません。
一言コメントはツイッターや無料ブログで行っていればいいのです。
コンテンツでは、キーワードと文字数を意識して書くのがいいと思います。
では、どれくらいの文字数が必要かですが、これには正解がありません。
専業ブロガーと呼ばれる人の多くは、既に自分のブランドを確立しているので、こういった人の意見は参考になります。
5年前は、1,000文字以上と言われてましたが、最近は最低1,500文字以上とか2,000文字以上と言われることが多いようです。
中には、5,000文字以上を意識して、10,000にもなる記事を毎日書いている専業ブロガーもいます。
ただ、こればかりは書きやすい内容の分野もあるので自分のできる範囲でやるしかありません。
重要なのは、ユーザーにとって必要な情報が網羅されているかどうかです。
コンテンツの内容はどうすべきか
コンテンツの内容は、できれば業務に特化した内容のものが望ましいです。
理由は、いろいろなテーマでコンテンツを作ると、業務と関係ない人もサイトに訪れてしまうため、訪問者が多い割に集客がないということがあるからです。
何よりコンテンツを特化させているサイト(特化型)とテーマがバラバラのコンテンツばかりのサイト(雑記型)では、SEOからの評価に明らかな違いが出るからです。
趣味で個人的なブログを書いてますが、特化型のサイトのほうが訪問者が多いです。
釣りに特化したブログと釣り以外にも旅行や書評のことまで書いてある雑記ブログとでは、特化したブログのほうが早い段階から訪問者があります。
また、コンテンツ数も特化したブログは70、雑記型のブログは250ですが、特化型ブログのほうが訪問者が3倍くらい多いです。
今回のまとめ
・Webでの集客に成功すると驚くほど広告料を抑えられるため、Web集客は優先したほうがいい。
・業務を細分化してそれぞれでサイトを運営しても効果ある。
・見出しにキーワードが入っているかをチェックする。
・見出しにキーワードが入り過ぎるとペナルティを受ける可能性がある。
・コンテンツの文字数は1,500文字以上はほしい。
・特化型と雑記型とでは、特化型のほうがアクセスが期待できる。