社会保険労務士とは
社会保険労務士は、国家資格の一つで、社会保険と労務に関する専門家です。
弁護士、司法書士、税理士、行政書士、土地家屋調査士等といった士業がありますが、社会保険労務士も士業の一つです。
社会保険には健康保険、国民年金、介護保険、厚生年金を代表とした社会保険に関する法律の専門家です。
また、労務は、企業の経営資源といわれる「人、もの、金」のうちの人に関する問題を扱います。
人を採用すると会社は労務管理が必要になりますが、その人に関する専門家が社会保険労務士です。
社会保険労務士の業務
社会保険労務士の主な業務には以下のものがあります。
- 労働社会保険諸法令に基づく申請書等及び帳簿書類の作成
- 申請書等の提出代行
- 申請等についての事務代理
- 都道府県労働局及び都道府県労働委員会における個別労働関係紛争のあっせん手続の代理
- 都道府県労働局における男女雇用機会均等法、パート労働法及び育児・介護休業法の調停の手続の代理
- 個別労働関係紛争について厚生労働大臣が指定する団体が行う裁判外紛争解決手続における当事者の代理
(紛争価額が120万円を超える事件は弁護士との共同受任が必要) - 労務管理その他の労働及び社会保険に関する事項についての相談及び指導
※このうち、1~3の業務については、社会保険労務士又は社会保険労務士法人でない者は、他人の求めに応じ、報酬を得て、業として行ってはならないこととされています。
なお、4~6の業務については、紛争解決手続代理業務試験に合格し、社会保険労務士名簿にその旨の付記を受けた社会保険労務士(以下「特定社会保険労務士」という。)及び特定社会保険労務士が所属する社会保険労務士法人以外は、他人の求めに応じ、報酬を得て、業として行ってはならないこととされています。
簡単にいえば、労働社会保険に関する書類の申請、事務代理、代行及び相談業務が主な業務となります。
増加傾向にある労働紛争
終身雇用の崩壊、非正規労働者の増大、長引く経済不況は、会社と労働者の労働紛争を増加させる結果となりました。
職場のトラブルを事前に防いで会社を守り、会社が成長していくためには的確なアドバイスが必要です。
社会保険労務士は、企業の人に関するトラブルを未然に防いだり、支援をする専門家です。
最近は、ちょっとしたことでブラック企業と呼ばれてしまいます。
ブラック企業と呼ばれないためにもは、就業規則、人事制度、助成金、社会保険料適正化、適正な社会保険の手続きなどが必要です。
特に助成金は、借入金と違って返済義務のある金銭ではありませんから、職場環境や助成金を整備しながら助成金を申請してみてはいかがでしょうか。
社長様!こんな悩みはありませんか?
社会保険の加入手続きって何すればいいんだろうか
人手不足で事務のために人を雇う余裕がない 助成金に興味あるんだけど・・・・・・。助成金と借入金との違いって何だろう? 就業規則って作らないとダメ? 労務相談できる相手がいるといいんだけど |
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