支部会

社会保険労務士の支部会に参加、がんの就労支援の勉強会

更新日:

 

社会保険労務士(社労士)の支部会があったので関内に行ってきました。

社労士には、都道府県の社会保険労務士連合会の他に、いくつかのエリアごとに分割した支部会があります。

 

都道府県の社会保険労務士連合会と関わるのは、年に数回行われる研修や資格などの手続きくらいなので、他の社労士と接する機会があるのは基本的には支部会です。

社労士だったら支部会に必ず参加するものだと思ってましたが、実際に支部会に参加する人は半分くらいしかいません。

支部会に参加している人には、勤務社労士やその他登録の社労士といった会社員もたくさんいます。

 

社労士の支部会のために横浜へ

他の支部会に関してはうわさを聞かないので分かりませんが、私が所属している支部では、大体同じような場所で支部会が行われます。

神奈川は面積が小さく、支部の数もそこそこありますが、地方だと面積も広く支部の数も少ないようなので、支部会が負担になるケースもあるということを聞いたことがあります。

 

実際、私が普段利用している京浜急行線だと、支部会に参加するのが大変です。

会場の近くを京浜急行線が通ってないため、乗り換えのために大回りするか、駅まで15分以上歩くかになります。

横浜よりも横須賀の方が近いので、自分としては横須賀支部を希望していますが、支部は事務所の住所によって決まるそうで、個人の希望で所属支部を決められないようです。

 

支部会について思うのですが、どうして支部会は午後の4時からなんでしょう。

せめて午後の7時以降だったら参加しやすいのですが、午後4時からではなかなか参加しにくいです。

 

社労士といえば独立開業できて、士業の端くれですが、実際は社労士で食えている人はごく一部です。

そのため社労士資格の試験委員の募集をすると定員を超えるほどの人気だそうです。

これが新人だったら納得ですが意外とベテランの応募もあるそうで、今後AI化が進めば社労士の資格自体がなくなってもおかしくない気がします。

 

以前話題になりましたが、エストニアでは電子申請が進んだことで会計士や税理士が消えたそうです。

複雑な手続きを業務として行っている会計士や税理士ですが、エストニアでは手続きを簡素化して、自分で確定申告をさせることに成功したそうです。

日本では、税理士が権利を主張して絶対にそういうことはないと思いますが、それでもAIが進めば士業の仕事は9割なくなるそうですから、もしかしたら自然消滅するかもしれません。

社労士の場合は、手続き自体はそれほど複雑ではないので、手続き業務とは別の収入を得る手段が必要かもしれません。

そうなると資格を登録する必要性が益々なくなってしまいます。

社労士として名乗るだけで年間10万円かかることを考えると悩みは尽きません。

 

ただでさえ士業全体の将来が暗いのに、開業して食えるまでになった期間を社労士に聞いてみると、ある人は10年、またある人は8年、と予想以上の厳しさです。

食えない社労士が食えるようになるには、食えない新人社労士を相手にひよこ食いをすることなんて笑えない答えが返ってきます。

社労士の事務指定講習会場にも、ひよこ食い社労士がたくさん出没するのがいい例です。

 

助成金は社労士におまかせ

社労士の支部会では、「助成金センターに注意」というポスターをもらいました。

助成金の手続きは、社労士の専門業務ですが、助成金をエサにして企業に対してアプローチをして仕事を取る社労士でない業者もいるそうです。

その場合は、最後には社労士に依頼するので問題はないと思いますが、ことはそう複雑ではないようです。

社労士会では、こういった助成金代行業者は違法であると注意喚起がされています。

 

ただ、この注意喚起を読んでもいまいちどこが問題なのかしっくりきません。

助成金代行業者も助成金については社労士に依頼するわけですから問題ないように思えます。

問題なのは、助成金の代行について一時的とはいえ、社労士資格を持たない業者が行うという点みたいです。

 

では、こういった助成金代行業者の目的は何でしょうか。

助成金には、「ホームページを作ったり」「人を採用する」ことでもらえる助成金があるため、ホームページや人材紹介を行っている業者は助成金を紹介すれば仕事の依頼につながります。

そのあと社労士に助成金の申請をしてもらい、代行業者はホームページ作りと人材紹介で売上を確保できるというわけです。

ホームページや人材採用は常に会社からの需要があります。

企業にとってはホームページがリニューアルでき、また、人材を確保できます。

社労士は助成金手続きに対する手数料が受け取れ、代行業者はホームページ作りと人材紹介の手数料が発生するので、いずれにとってもメリットがあるわけです。

 

勉強会はがん就労支援について

今日は寒いので支部会と勉強会のみ参加しました。

 

社労士の支部会は毎月ありますが、同じ支部の人でも一度もお会いしたことがない人もたくさんいます。

支部の役員の人にそのことについて聞くと、売れてくると支部会に参加しなくなるそうです。

確かに忙しい人は支部会に参加している暇はありませんね。

 

今回の勉強会は「がんの就労支援」に関するものでした。

がんになったら会社員の人はかなりの数の人が退職してしまうのが実態です。

そうなるとがんに罹患した人の生活は一変してしまいます。

一応、がんに関連する助成金もありますが、がん患者のために企業が変わらなければいけない義務はありません。

がんは私傷病に該当しますし、何日も休まなければいけなかったりするので、会社と従業員とが雇用を継続するかは任意です。

 

がん治療と仕事の両立支援を政府が後押しする形で、社会保険労務士を相談員として派遣する事業が始まっています。

社会保険労務士は、がんの専門家ではないので、利用できる社会保険や、就業規則はどうか、交渉方法、について相談にのるのが仕事です。

 

最初は、がんで社会保険労務士?と疑問に思いましたが、がん患者の働き方や今後についての労働相談は社会保険労務士にとっても関係があります。

意外と相談した人からは高評価らしく、今後は病院に派遣する社会保険労務士を増員するそうです。

 

神奈川県がんの相談窓口」でネット検索しても出てきます。

 

 

人生100年時代では、がんに限らず病気の治療をしながら仕事と両立できる体制は必要かもしれませんね。

 

-支部会
-

Copyright© ライフプラン社労士事務所 , 2019 All Rights Reserved.